ろうけんかづさ 栄養士のつぶやき(2024年11月)

こんにちは。

ろうけんかづさ栄養士です。

急に寒くなりましたが、体調など崩されてないでしょうか?

今回は水分のとろみについてお話ししたいと思います。

 

高齢になると、飲み込む力が弱くなり、水分にむせてしまうことが出てきます。これは、水のようにサラサラの液体は動きが速く、誤って気管に入りやすいからです。

 

こういう方には、水分にトロミをつけてあげると、トロミをつけることで液体の動きがゆっくりになり、また、まとまりやすくなるため、スムーズに飲み込むことができます。

 

しかし、トロミの付け方が人によって違うと危険なので、日本摂食嚥下リハビリテーション学会というところで、トロミを3段階の硬さに分けて目安として表示しています。 

【薄いトロミ】ストローで容易に吸うことができ、スプーンを傾けるとすっと流れ落ちる。

【中間のトロミ】ストローで吸うのは抵抗があり、スプーンを傾けると、とろっと流れる。

【濃いトロミ】明らかにとろみがついており、スプーンで吸うことは困難。スプーンを傾けても、ある程度形状が保たれ、流れにくい。

 

ろうけんかづさでも、トロミが必要な方には、上を目安にしながらトロミの食事を提供しています。

トロミは、トロミ調整食というものを使用しています。これもすごくたくさん種類があるのですが、水分と混ざった時にできるだけ無色透明、無味無臭なものを厳選して使用しています。

最後になりましたが、今月の誕生会では「鳴門金時のショートケーキ」を提供しました。

鳴門金時の風味をモンブラン風に仕立ててあり、ほっこりスイーツでおいしかったです。

 

 

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