こんにちは。
ろうけんかづさリハビリ部門です。
みなさん11月といえば何を思い浮かべるでしょうか。
今回は『七五三』についてお話します。
七五三とは、子どものこれまでの健やかな成長に感謝すると同時に、これからの幸せや長寿を願う行事です。
七五三の日取りは毎年変わることなく、11月15日となっています。ではなぜこの日なのか?一つめは、11月15日は、鬼が出歩かないとされる「二十八宿の鬼宿日(きしゅくにち)」にあたり、婚礼以外の祝い事には吉日とされていたからというものです。
もう一つは、江戸時代の5代将軍である徳川綱吉の長男・徳松の誕生日が、天和元(1681)年11月15日であることに由来するという説です。幼い頃から体の弱かった徳松の健康を祈った儀式が七五三の起源というものとのことです。
その時によく見るのが『千歳飴』。長い棒状の紅白の飴で、七五三の行事食です。この形状、実は直径15mm以内、長さ1m以内と決められているそう。袋にも鶴や亀、松竹梅などのおめでたい絵柄が描かれているのが特徴です。もともと、こうした紅白の棒状の飴は「千年」という名で呼ばれており、その名前が長寿を連想し、子どもの健やかな成長を祈願するのに適していることから、七五三の行事食になったと考えられているそうです。
調べてみると七五三は歴史が長い伝統行事なんだなと改めて感じさせられた今日この頃でした。