こんにちは。
「ろうけんかづさ」リハビリ部門です。
2024年を迎えて早2か月。2月の一大イベントといえば豆まきですね。今回は豆まきについて説明をさせていただきます。
豆まきは、もともと中国明時代の風習だったそうで、日本に伝わったのは室町時代で、年男が「鬼は外、福は内」と言いながら、炒った豆をまく。
また、地方によっては節分を「年取りの日」と言って、この日に一つ年をとると考えられていたそうです。
では、節分とは。
暦の上での節分は農作業の目安となる「雑節」の一つで、立春や立夏、立秋、立冬の前日、つまり季節のはじめの日を指します。だから本来は、年に4度訪れるものです。
この日は季節の分け目に当たるため、古来厄除けなどのさまざまな行事が行われてきた。それではなぜ、春の節分だけが残ったのかというと、この日が一年の初めを迎える準備の日と考えられていたから。現代人にとって年の初めといえば新暦の1月1日だが、昔の人々にとっての節分は
➀冬至
➁旧暦の1月1日
➂春の節分の3通りです。
冬至は太陽の力がもっとも弱まる日でありながら復活する日でもあるため、太陽の運行を重要視すれば、年初めとなります。また農作業に従事する人々にとっては春を一年の初めとするのが自然だから、春の節分を年初めとみなしてきた。そして暦上の年初めは1月1日です。
また、春の節分は大寒の最後の日にあたるため寒い日が多く、病気にかかりやすい季節でもあるため、厄除けの儀式が重要視された一面もあります。
節分は暦の上でも大切な日ですし、豆まきは古い歴史を持つ。来年の節分は病気を追い払うつもりで豆まきをしてみようと思います。