こんにちは。
ろうけんかづさリハビリ部門です。
11月14日が世界糖尿病デーということをご存じでしょうか?
ホームページから抜粋した世界糖尿病デーについてご紹介したいと思います。
世界糖尿病デー(WDD)は、糖尿病の脅威が世界的に拡大しているのを受け、世界規模で糖尿病に対する注意を喚起しようと、国際糖尿病連合(IDF)と 世界保健機関(WHO)によって1991年に開始され、2006年には国連の公式の日になったそうです。
去年の2021年はインスリン発見から100年目の記念すべき年でした。
日本でも、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会が中心となり「世界糖尿病デー実行委員会」を設立し、さまざまな活動を展開しています。
2016年に実施された糖尿病実態調査※によると、日本には約1000万の「糖尿病が強く疑われる人」が存在します。
さらに、「糖尿病の可能性を否定できない人」も約1,000万人おり、合計で総人口の15%を超える約2,000万人の糖尿病患者および予備群がいると推定されています。
糖尿病の重症化予防のためには早期発見・早期治療が重要ですが、医療機関や健診で糖尿病といわれたことのある人の中で、「治療を受けていない」人の割合は、特に男性の40~49歳の働き盛り世代で最も高く、約5割が未受診または治療中断という状況です。
糖尿病には痛みなどの自覚症状が少ないことから、疑いがありながらそのまま治療を受けないケースが多くあることが、その要因と考えられています。
ご自分やご家族、大切な人とともに、糖尿病について考え、予防にむけた一歩を踏み出していただきたいと思います。
※平成28年国民健康・栄養調査